繁忙期は割増料金が必要な場合も!意外と高額な引っ越し代
賃貸契約が無事終了して「いよいよお引越し!」という前に、新生活スタートに必要な初期費用についてもう一度見直しておきましょう。お部屋の契約に必要な敷金、礼金、仲介料、事務手数料を支払った後も、初期費用として様々な出費が発生します。手元に十分な資金が残っているか確認しておかないと、後で大変なことになるかもしれません。
まず頭に入れておかなければならないのが引っ越し費用です。比較的安価な単身者用パックの場合でも、市内の移動で15000円程度から、市外では40000円程度から、県外になると60000円から100000円程度必要になります。特に3月末から4月初旬にかけては引っ越し業界の繁忙期となるため、料金は更に割高になる可能性もあります。荷物が少ない場合は自家用車やレンタカーを利用したり、大型家具や家電を新たに購入する場合は引っ越し後の住所に直接届けてもらうようにしたりして、引っ越し代の節約も検討するとよいでしょう。
細々した生活用品の購入費も合計すると高額に!
更に、意外とバカにできないのが、日々の生活に必要な生活用品の購入代金です。特に、初めての一人暮らしの場合は「家具や家電なら揃っているから」と安心していると、翌月のカードの支払額を見て驚くことになるかもしれません。まさに「塵も積もれば山となる」!新生活のスタートにはどのような生活雑貨が必要になるかピックアップしてみましょう。
引っ越し初日までに、カーテン、寝具(布団セット、枕、カバー類)、タオル、トイレットペーパー、ごみ箱・ごみ袋、シャンプー・リンス程度は絶対に揃えておかなければなりません。また、数日以内には洗濯洗剤やハンガー類、食器用洗剤や住居用洗剤、そして自炊をしない場合でも、インスタント食品を食べるためにはヤカン、どんぶりや皿、お箸・スプーン類が最低でも必要です。自炊をした方が結果的に節約にもなるので包丁、まな板、鍋・フライパンくらいは用意する方がよいでしょう。